セール・店舗のオープン情報から日々の出来事まで様々な情報を発信いたします!!
平成30年9月21日(金)より、インドネシア ジャカルタでクリーニング国際会議が開催され、参加してきました。(International Drycleaners Congress 2018)
オープニングセレモニーの様子です。100名を超える国際会議となりました。
北米や台湾からも参加されていましたが、日本からの参加が最も多く、約半数の45名が参加いたしました。アメリカからの発表では、人件費の上昇と需要の減退が大きな課題だと認識されているようで、私たちとも同じ課題を抱えていることが印象に残りました。
オープニングセレモニーの後は、工場見学に移ります。
ジャカルタで8店舗の富裕層向けのクリーニングを行っているJEEVES(ジーブス)を見学します。JEEVESは、1969年にイギリスロンドンで創業された王室御用達の高級クリーニング会社です。インドネシアでは、そのコンセプトを丸ごと移しFCとして営業されているそうです。
工場入口のエントランスです。日本のクリーニング工場も何十軒も見学していますが、こんなにオシャレで広いエントランスは見たことがありません。
工場内は、床は全面大理石、ゆったりとレイアウトされ、冷房も良く効いて涼しいです。(外気は30度を超えていましたが、工場には28度でした。)非常に快適な状況で作業されておりました。そのことを質問すると、日本のダイキン工業が設計したとのことで非常に参考になりました。
工場内では、お国柄なのか?ドレスが目立ちました。エルメスやシャネルなどの高級品多く、クリーニング価格的にも平均的な日本の価格より高価で驚きました。(ワイシャツ1枚700円程度)日本より格差社会が顕著で年収1億円以上の富裕層は日本より多いとのことでした。
包装もスタイリッシュでしっかり丁寧にされていました。
店舗見学も伺いましたが、黒を基調とされ、高級ブティックのような雰囲気でした。
3日間の会議でしたが、学びが多く参考になることありました。また、インドネシアのことも少し知ることができ、とても充実したものとなりました。
参考:2018年9月現在 インドネシア大卒初任給:3~3.5万円程度